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抗がん剤治療の副作用による脱毛期にも常に前向きに~

抗がん剤治療の副作用による脱毛期にも常に前向きに~

医療用かつらを通して少しでもストレスの無い生活を送れますよう。抗がん剤治療をこれから行う、または現在治療中の女性に、
少しでも前向きに闘病生活をお送りいただくために。

これから抗がん剤治療を始められる皆様にとって、髪の毛が抜けるということは想像以上に精神的ダメージが大きいことと思います。

弊社は医療用かつらメーカーとして、抗がん剤治療と抜け毛に関する情報提供を行ない、これから抗がん剤治療を行う方や現在治療を受けている方々の不安感やストレスを少しでも取り除くことができればと考えております。

様々な知識を身に付けることを通して、患者の皆様が安心感に満ちた生活を送っていただけることを心よりお祈りしております。

医療用かつらを通して少しでもストレスの無い生活を送れますよう。抗がん剤治療をこれから行う、または現在治療中の女性に、
少しでも前向きに闘病生活をお送りいただくために。

これから抗がん剤治療を始められる皆様にとって、髪の毛が抜けるということは想像以上に精神的ダメージが大きいことと思います。

弊社は医療用かつらメーカーとして、抗がん剤治療と抜け毛に関する情報提供を行ない、これから抗がん剤治療を行う方や現在治療を受けている方々の不安感やストレスを少しでも取り除くことができればと考えております。

様々な知識を身に付けることを通して、患者の皆様が安心感に満ちた生活を送っていただけることを心よりお祈りしております。


★★★1・抗がん剤治療と脱毛の関係性】★★★

抗がん剤治療を行う方の全てが、必ず脱毛するわけではありません。
脱毛する方もいれば、しない方もおられます。
病気の状況や投与する薬の種類によって、抗がん剤の副作用は大きく変わってきます。

★★★2・抗がん剤治療前に知っておきたい脱毛の基礎知識】★★★

治療が始まってからあわてないように、抗がん剤治療前から副作用による脱毛の対策をして、心の準備をしておくことが大切です。 前もって準備することで、精神的にゆとりを持って、治療にのぞむことができます。

★★★3・抗がん剤治療中の注意点★★★

抗がん剤治療中は非常に肌がデリケートになっています。
普段の何気ない、シャンプーやドライヤーなども注意が必要となります。

★★★4・脱毛期にもオシャレを楽しむ★★★

抗がん剤治療中はどうしても気が滅入ってしまいますが脱毛中にもオシャレを楽しむことで、前向きに治療に専念していただけます。
これまで弊社が培ってきたノウハウが、少しでも患者様のお役に立てば幸いです。

★★★5・脱毛から回復までの期間★★★

抗がん剤治療を行う前に、いつ自分の髪がもとに戻るかなど、気になることは多いかと思います。
どのタイミングで医療用かつらが必要なのか、一般的な治療のサイクルをご覧いただけます。

★★★6・子供の抗がん剤治療について★★★

子供は大人に比べ、抗がん剤治療を行う方が少ないため、余り情報がありません。
大人と子供では、抗がん剤治療の注意点が違うようです。

★★★7・抗がん剤治療を行う方のご家族へ★★★

抗がん剤治療を行う方のご家族も、患者様と一緒に、病気と闘われているかと思います。 そのようなご家族のための注意点やご家族として知っておくべき知識等についてお伝えいたします。

★★★8・医療用かつら1 サイズ★★★

サイズの合っていない医療用かつらを着用すると、ずれたり外れたりしないかと余計なストレスを生む原因になります。
       毛量の増減に対応できるサイズ調整機能が不可欠です。

★★★9・医療用かつら2 清潔★★★

抗がん剤治療中は頭皮が非常にデリケートになっています。
頭皮に負担をかけると、かぶれたり肌のトラブルを起こす場合がありますので、いつも清潔な状態で
医療用かつらを着用することが求められます。

1・抗がん剤治療と脱毛の関係性

抗がん剤治療の副作用は薬の種類や投与法によって変わります

抗がん剤は、分裂が盛んな細胞を攻撃する性格をもっています。がん細胞は分裂が早く、抗がん剤はその成長を抑制・死滅させるため投与しますが、困ったことに同じように細胞分裂が早い正常細胞まで攻撃してしまいます。その正常細胞の一つである髪を作る毛母細胞が、抗がん剤の攻撃を受けることから脱毛現象がおこってしまいます。またその影響は頭髪だけでなく、まつげ、眉、陰毛など全身に脱毛が及ぶこともあります。

ただ抗がん剤治療を受ける全ての患者様に、脱毛がおこるわけではありません。抗がん剤の種類によって脱毛しやすいものと、しにくいものがあります。通常、抗がん剤は単剤で処方されることもありますが、複数を併用して処方される場合が多いのが一般的です。脱毛の症状は、抗がん剤の種類、投与の方法、量などで個人差があるため治療を始める前に主治医に副作用について詳しく確認をしておくと良いでしょう。

以下の表は代表的な抗がん剤を脱毛の率が高い順に並べています。

一般名

商品名

通 称

ドセタキセル

タキソテール

バクリタキセル

タキソール

エビルビシン

ファルモルビシン

ドキソルビシン

アドリアシン

シクロフォスファミド

エンドキサン

メトトレキサート

メソトレキセート

フルオロウラシル

5-FU

2・抗がん剤治療前に知っておきたい脱毛の基礎知識

抗がん剤治療による脱毛の前に行っておくべきこと

抗がん剤治療が始まってからあわてないためにも治療前にまず準備をし、副作用による脱毛対策をしておくことが大切です。 ここでは、抗がん剤治療の前に行っておくべき脱毛対策についてご紹介いたします。

髪の細胞は頭皮に約10万個あり、一つ一つが個別に発毛から脱毛までの周期を営んでいます。ですから、普段は一気に髪が生えて一気に抜けるということはありません。約10 万個の髪の細胞のうち、およそ90%が26 年かけて成長しており、あとの10%が抜ける前の準備をし、一日に約100 本が自然に脱毛しています。抗がん剤はこの成長をしている90%の髪の細胞にも影響を与えるため、急激な脱毛が起こります。

ただし、抗がん剤の影響は一時的なものですので、治療が終了し36 ヶ月すれば再び髪の毛は生えてきます。脱毛には外見上の問題が大きいのはもちろんですが、頭皮を保護するという髪の毛の役割が低下するという問題も同時に起こります。脱毛は、治療開始後すぐではなく、10 日~23 週間ぐらいで始まることが多いようです。

治療に使われる薬が「脱毛の可能性が高い」と説明を受けたら、治療の前に医療用かつらや帽子・バンダナ・スカーフ・ナイトキャップなどの準備をしておくことをお勧めします。抜け始める時期と白血球が下がってくる時期が同じなので、医療用かつらや帽子などを購入するための外出が一時難しくなることがあるためです。

(1) 髪を短くしておきましょう

髪は体調が安定している治療前にあらかじめ短めにしておくと髪が薄くなっていくのが目立ちにくく、シャンプーの時などにも抜け落ちる量が少なくてすみ、精神的ダメージも軽減されます。

(2) 就寝時用のナイトキャップを用意しましょう

脱毛期には就寝時に枕周りに髪が落ちてしまいます。抜けてしまった髪を見ることはストレスの原因にもなります。ナイトキャップを就寝時に着用することで、そのような不快感や余計なストレスを軽減することができます。

(3) 爪を短くしておきましょう

抗がん剤治療中は、頭皮が非常にデリケートになってしまいます。長い爪で洗髪すると、頭皮を傷つけてしまう可能性があります。頭皮を守るためにも爪は短かめにしておきましょう。

(4) 医療用かつらや帽子、バンダナなどを用意しましょう

脱毛は大変なストレスを抱えます。かつらや帽子は精神的負担を軽くするアイテムですが、それらを楽しむことでより前向きに治療に向き合える場合もあります。かつら(ウィッグ)をご購入の際には、医療用のものかどうかを確かめてご購入ください。ファッション用は、デリケートになっている頭皮の状態に最適では無いものや、十分な機能やサービスが得られない可能性があります。

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3・抗がん剤治療中の注意点

抗がん剤治療による脱毛期の5つの注意点

抗がん剤治療中は肌が非常にデリケートで傷つきやすい状態になっています。
普段の何気ないシャンプーやドライヤーなども、抗がん剤治療中は気をつけて行わなければなりません。

ここでは、抗がん剤治療中に特に気をつけるべき点をご紹介いたします。

頭皮を清潔にしましょう

抗がん剤治療中は、頭皮がデリケートになっています。
白血球が減少している時期に脱毛を恐れて洗髪を怠ると、毛のう炎をおこすことがありますので、頭皮を清潔に保つことが大切です。洗髪は普通通りにきっちりと行ないましょう。

洗髪は低刺激シャンプーで

抗がん剤治療中は頭皮がデリケートになっているため、刺激の強いシャンプーは使用せず、低刺激シャンプーを使い爪が立たないようやさしく洗髪しましょう。
頭部に放射線治療を行っている方は、特に頭皮が傷つきやすくなっているためシャンプーやリンスの使用は避け、ぬるま湯で洗い流す程度が良いでしょう。
    フケ・カユミを抑制する殺菌剤入り医薬部外品シャンプーは使用を控えてください。また、ベビーシャンプーは低刺激ですが、大人には洗浄力が足りません。

髪を綺麗に整えましょう

脱け毛を気にして髪をとかさないと、髪がもつれてからみますので、毛のやわらかいブラシを使用してやさしくとかしてください。(頭部に放射線治療を受けている方は、地肌が非常にやわらかくなっているので地肌に触れないように気をつけてください。)


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パーマや毛染め

担当医の許可が出るまで、絶対におやめください。

ドライヤーは低温で

毛先が柔らかく目の粗いブラシを使い、ドライヤーは低温で使用しましょう。

4・脱毛期にもオシャレを楽しむ

抗がん剤治療中にオシャレを楽しむメリット

抗がん剤治療期間中は、色々な心配事や体調の変化によってのストレスが溜まりやすい期間でもあります。
そんな時期にこそ、明るい気持ちでいられるように「オシャレ」を楽しみ、ストレスに対抗できる精神面の免疫力を高めましょう。

髪の毛が抜けてしまう抗がん剤治療中は、オシャレを楽しむことが難しく思われますが、脱毛していてもオシャレを楽しめる医療用かつらや帽子・バンダナなど、たくさんのバリエーションがあります。

ここでは脱毛期に活用できる、オシャレを楽しむ品々をご紹介をさせていただきます。楽しみながらいろいろと試して、ご自身にあったスタイルを見つけてください。


http://www.fitme.jp/common/img/pt_pl.gif 帽子

帽子は最もバリエーションが豊富なアイテムです。季節や外出先・目的に合わせていくつか持っておくと良いかも知れません。

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http://www.fitme.jp/common/img/pt_pl.gif バンダナ

普段はあまりする機会がなかったファッションではないでしょうか。バンダナは入院時や室内にいるときにはすぐに着けることができて大変便利です。柄や色など種類もたくさんありますので、選ぶ楽しみも広がります。

http://www.fitme.jp/common/img/pt_pl.gif ニット帽子

脱毛が始まってから大変重宝するのがニット帽です。抜けた毛髪が下に落ちることを防いでくれますので精神的にも非常に楽です。最近では縫製の工夫をしたものや帽子の裏地に刺激の少ないオーガニックコットンを使用したものなど治療者向けに作られたものも色々あります。

http://www.fitme.jp/common/img/pt_pl.gif ナイトキャップ

ニット帽と同じで、朝目が覚めたときに、就寝中に抜けた毛髪がこびりついている状態を防いでくれるので、ひとつあると大変重宝です。

     

http://www.fitme.jp/common/img/pt_pl.gif ヘアピース

ニット帽やバンダナ、いろいろな帽子と組み合わせて使用できるヘアピースも大変便利なオシャレアイテムです。毛付きのキャップの上から帽子をかぶるタイプや帽子に直接取り付けるタイプなどがあります。

  

      

    

http://www.fitme.jp/common/img/pt_pl.gif 医療用かつら

思い切ってショートを選んでみたり、今までなじみの無かった明るいカラーを楽しんでみるのも良いかもしれません。この機会を前向きにとらえて、今までと違う気分やイメージを味わってみてください。

http://www.fitme.jp/common/img/pt_pl.gif ファッショングラス

脱毛の状態により、まつ毛も抜ける場合があります。まつ毛が抜けると、ごみやほこりが目に入りやすくなるので、外出時には持っておいた方が良いでしょう。室内でも目を保護できるものを考えておきましょう。

5・脱毛から回復までの期間

抗がん剤治療による脱毛期と回復期

抗がん剤投与を行って、すぐに脱毛が始まるわけではありません。
通常、2週間から3週間後に脱毛が始まり、治療終了後は約3ヶ月から6ヶ月で自髪に戻ることが多いようです。
医療用かつら等必要なものは脱毛が始まる前にできるだけ準備しておくと良いでしょう。

こちらでは、一般的な抗がん剤治療のサイクルをご紹介いたします。

6・子供の抗がん剤治療について

子供の抗がん剤治療はケアが重要

小児がんは、大人のがん治療同様、がんの種類や進行度によって治療法は様々です。早期のものであれば、手術だけで完治するものもありますし、悪性度の低いものでは抗癌剤治療や放射線治療で完治することもあります。しかし、残念ながら小児がんは進行して発見されることが多く、がん細胞を小さくするために抗がん剤治療を行ない、その後手術や放射線治療を行うことが多いようです。

大人と同様に、子供においても抗がん剤は、正常な細胞にも悪影響を及ぼします。特に増殖力の盛んな細胞が障害を受けやすいため、骨髄の造血細胞や毛根の細胞、消化管粘膜などが障害を受けやすくなってしまいます。それらが影響を受けてしまうため抗がん剤の副作用として、脱毛や吐き気、食欲不振、白血球低下による感染などを起こしてしまうのです。また抗がん剤は副作用が強いため一度投与すると体が回復するまで約1ヶ月間待たなければ、次の投与をすることが出来ません。そのため、治療にかかる期間が約半年から1年と長期にわたってしまうのです。

感受性の強い子供にとって抗がん剤治療は、副作用や治療期間の長さから、大人以上に精神的・肉体的な疲労を感じてしまいます。またご家族の方も同様です。お子様が抗がん剤治療を受けられる場合には、ご家族だけでサポートされるのではなく、専門家などに相談しよりサポート体制を充実させることで、お子様やご家族の方への精神的・肉体的な負担を減らすことが大切です。

「フィットミー」は、大人用の医療用かつらだけではなく、お子様用もご用意いたしております。私たちは医療用かつらメーカーとして、抗がん剤治療や円形脱毛症に悩む全ての方が、余計なストレスや不安を感じず前向きに治療に専念していただきたいと願っています。抗がん剤治療や円形脱毛症などのかつら(ウイッグ)に関する悩みがございましたら、どんなことでも結構ですのでお気軽にお問合せください。お客様のために最善のアドバイスをさせていただきたいと考えております。

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7・抗がん剤治療を行う方のご家族へ

脱毛・抜け毛

治療中は必ず脱毛するわけではありませんが、脱毛してしまうと、これまで前向きに治療を行っていた方でも気が滅入ってしまうことがあります。その時はご家族の方のサポートが重要です。回復期になるとほとんどの方はこれまで通り毛髪は生えてきます。

脱毛時の対策

· 気分を明るくするために、抗がん剤治療前の髪型に似た医療用かつらやオシャレな帽子でいつも通りに

· 抗がん剤治療後にしてみたい髪形や全くしたことも無いような髪型などで前向きにオシャレを楽しむ

吐き気・嘔吐

抗がん剤投与開始直後からに起こったり、治療中の精神的な不安から起こる場合もあります。最近では吐き気止めの良い薬も開発されていますので、医師や看護師と良く相談をされることが大切です。

吐き気が強いときの食事について

· 一回に食べる量を減らして回数を多くする

· 温かいものは匂いで吐き気がおこりやすいので少し冷ましてから食べる

· 消化の良いものを摂るようにする。揚げ物や脂肪分の多い物は避ける

口内炎

口の中がヒリヒリしたり、重症になると痛みのために食事もできないことがありますが、口内炎は治療が終了すると回復します。

口内炎の注意事項

· 歯磨きやうがいなどで、口の中を清潔にしておく

· 歯ブラシで刺激が強すぎる場合はうがい薬を用意しておく

· できれば抗がん剤治療が始まる前に虫歯の治療をしておく

· 食事は刺激の強い香辛料や酸味の強いものや熱いものなどは避ける

食欲不振

抗がん剤治療中には、精神面のストレスや副作用から、食事に関して消極的になりがちです。もともと持っている免疫力をアップさせるためにも、食事は大変重要ですので、しっかりとるよう心がけることが大切です。

食事の工夫

· 食事の時にはできるだけ楽しく家族や友人と取るようにする

· 食事の時間は決めないで、食べられるときに食べるようにする

· 食べられないときには水分で流し込めるような消化の良いものをとる

便秘

抗がん剤によっては、腸の働きが弱くなったり便秘になりやすいものもあります。また運動不足や食事・水分の摂取量によっても便秘になりやすくなります。便秘は不眠や倦怠感など精神面にも影響を及ぼします。

便秘への注意

· なるべく毎日同じ時間に排便を心がけるようにする

· 水分を多めに摂る

· 散歩など適度な運動を心がける

倦怠感

倦怠感は抗がん剤治療を受けるほとんどの方が感じるものといわれています。体が重く感じたり、何もする気が起きない、すぐに疲れてしまうなどですが、これは抗がん剤投与後に正常な細胞が自己修復しようとして、多くのエネルギーを使用するために起こったり、副作用による様々な症状が原因になっています。

倦怠感への対策

· 活動をしたときには必ず休息をとる

· 脱水症状からくる倦怠感もあるので水分の補給を心がける

· 音楽を聞いたり、昼寝をしたり、リラックスできる方法を見つける

これらの症状は、抗がん剤による副作用の代表的なものです。これ以外にも多くの副作用があり、治療中の患者様はそれとも闘っていかなければなりません。副作用のほとんどは抗がん剤治療が終了すると少しずつ回復していきますので、ご家族の方は患者様が副作用に負けないようにサポートしてあげてください。

抗がん剤の治療中は非常に感染症にかかりやすい状態です。患者様ご自身のうがいや手洗いはもちろん重要ですが、一緒に生活されているご家族の方も 出来るだけ外から病原菌を持ち込まないよう、うがい・手洗いを励行することを心がけてください。

抗がん剤の副作用や食事、生活、通院など、患者様ともどもご家族の方々も不安を持たれることと思います。心配なことは遠慮なく病院スタッフにご相談されることをおすすめします。

8・医療用かつら1サイズ

フィットする医療用かつらがストレスを抑える

医療用かつら選びで最も重要なことは、自分の頭とかつらがぴったりフィットしていることです。サイズが合わないと、着用中に外れたりずれたりしないかなどの不安から、不要なストレスと付き合わなければなりません。

抗がん剤治療中では、脱毛が始まる前と最も脱毛が進行した状態とでは、頭のサイズが大幅に変わってしまいます。治療前~脱毛期~回復期と頭のサイズが変化していく中での医療用かつらのサイズ合わせは意外と難しい課題となっています。

重要なサイズ調整機能

既製品の医療用かつらに多く見られるサイズ調整機能は頭周のみの対応しかできず、脱毛が始まる前に購入した場合脱毛が進行するにつれてかつら(ウィッグ)の内部に隙間が生じて浮いた感じになる可能性があります。周囲の調整だけでぴったりとフィットさせることは不可能です。
オーダーで医療用かつらを作る場合も、出来上がるまで期間を要する場合も多く、せっかくオーダーしても脱毛期に間に合わなかったり、脱毛でサイズが変わっていることも考えられます。
既製品・オーダーいずれの場合も、いつ頃着けることになるかを考えて購入のタイミングには注意し、変化に対応できる機能を考えておくことが不可欠です。

「フィットミー」のインナーキャップ方式

医療用かつら「フィットミー」は脱毛の前後、どのようなタイミングでも違和感なく着用していただくことが可能です。それは独自のインナーキャップ方式の機能があるからです。脱毛前にはインナーキャップを外して、脱毛が進行している場合は、インナーキャップを着けてご使用ください。サイズの微調整は、かつら本体とインナーキャップ、それぞれの周囲調整具で調整できます。脱毛が最も進行しているスキンヘッドに近い状態では、インナーキャップ内側についているシリコンラバーがかつら(ウィッグ)のずれを防止します。


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9・医療用かつら2 清潔

抗がん剤治療中はいつも以上に敏感肌

抗がん剤治療中に医療用かつらを着用すると、夏でなくても汗をかいてしまう場合があります。ウィッグ(かつら)にしみ込んだ汗をそのままにしておくと雑菌が繁殖しやすい状態になり、頭皮に悪い影響が出てしまう心配があります。治療期間は、頭皮のバリアー機能が低下して傷が治りにくくなっていますので、普段よりやさしくお手入れをして清潔にしておかなければなりません。また、かつらもいつも清潔にしておくことで頭皮のトラブルを抑えることができます。

シャンプーは低刺激のものを使用して爪を立てずにやさしく洗い、頭皮を傷つけないよう爪は短くしておくことをこころがけましょう。また脱毛期には、かつら(ウィッグ)が直接汗を吸い込んでしまいますので清潔に保つためにこまめに洗浄しておかなければなりません。

インナーキャップで清潔に

通常の医療用かつらは、かつら(ウィッグ)そのものをシャンプーしなければなりませんが、「フィットミー」にはインナーキャップが2枚付ついていますので、汗をかいたときにはインナーキャップだけを肌着感覚で取り替えることができます。(インナーキャップは高吸水・速乾性の機能性素材を使用しています)

敏感肌に安心の配慮

直接治療中の敏感な地肌に触れるインナーキャップには、抗菌・防臭・防汚の効果が期待できるTioTio加工が施されていますので何かと安心です(TioTio加工は日本アトピー協会の推薦品です)。

かつら(ウィッグ)に限らず、直接地肌に触れるものは常に清潔に保ち、頭皮トラブルを防ぐようにしましょう。


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